主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第27回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 27
開催地: 和歌山大学
開催日: 2016/09/27 - 2016/09/29
地域のエネルギー拠点として廃棄物発電施設をより活用していくためにも、発電量の安定性と需要に応じた負荷追従性の向上が必要である。そのため、ごみ質の変動に対応して安定した燃焼を維持する燃焼技術が求められている。
「Smart-ACCTM」は、要求送電量に見合った発電を行うために、ボイラ主蒸気量の更なる安定性と負荷追従性の向上を目的とした当社独自の自動燃焼制御技術である。これまで、機能の1つである揺動モードによる主蒸気量の安定性を確認してきているが、追従性の向上のためにはごみ発熱量の予測が重要となる。当社は、このような背景のもと主蒸気量の負荷追従性を向上させるため、ごみ発熱量の予測技術の確立に向けて取り組んでいる。
本稿では、現在取り組み中の予測技術と今後の展開について報告する。