近畿大学原子力研究所
ア・アトムテクノル近大
川俣町
2013 年 62 巻 5 号 p. 259-268
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福島県川俣町は福島第一原子力発電所から北西に約40kmに位置し,山木屋地区が計画的避難区域に指定されている。町の小中学校で土壌を深さごとに採取して測定した結果,地面から1cmまでに,降下した放射性セシウムの90%以上が存在していた。撹乱がない校庭では,濃度の鉛直分布に時間的な変化がなかった。また表土を6段階に分級した結果,0.5mm径以下に80%を超える放射性セシウムが含有されていることがわかった。
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